Yasublog)

たった1人の乗り遅れを待ち飛行機が大幅遅延する理由

 

f:id:yasublrog:20190918104539j:plain

 

Yahooニュースのアプリで以下のタイトルが話題になっていました。

たった1人に乗り遅れ、飛行機が「大幅遅延」して乗客激怒…賠償請求はできる?

そもそも飛行機が1人を待って遅延することなんて公共交通機関としてどうなの?と疑いたくもなりますが、そこに航空会社が抱える悩みがあったのです。

headlines.yahoo.co.jp

 

news.line.me

 

 

 

目次

 

 

 

f:id:yasublrog:20190918105523j:plain

手荷物を預けていて取り降ろしに時間がかかる

 

 90%はこの影響でグランドスタッフは遅れてきた人を捜索しています。その理由としては数多く預けられた手荷物の中からその遅れてきた人の手荷物をだけを探し取り降ろしをするより、その人を捜索して搭乗させた方が早いからです。

 

 航空業界ではそのような搭乗者の影響で遅延がでる場合には手荷物を降ろしてから出発するか、遅れてきた人を捜索して搭乗させた方が遅延の影響が少なくなるかを瞬時に判断して行動しています。カッコよく言えばセカンドベストですね。今回のように遅れてきた人事由で遅延の影響が確実となった場合でも一番被害が少なくなるよう行動し、それを実施しているため、「やむを得ぬ事由」に該当するのではないかと思われます。

 

 

 

 

f:id:yasublrog:20190918104416j:plain

旅客数不一致の防止

 

 最近は機内に搭乗したのに席がない!飛行機の扉は締まっているどういうこと?というようなニュースも出てきました。旅客数不一致とは、システムに登録してある搭乗者の数と実際に機内にいる搭乗者の数に相違がある状況を言います。搭乗口(チケットをかざして機内に進むところ)での手続きミスによりそれは発生します。

 

 遅れてきた人と旅客数不一致がどのように関係があるかというと、何等かの手続きミスによりその人がすでに機内に搭乗している可能性がある場合、旅客数不一致となり飛行機の安全に多大な影響を与える恐れがあります。そのため、機内にその人が搭乗していないかどうか確認する必要があります。機内のアナウンスと搭乗予定だった座席まで行って確認し、お手洗い周辺での声掛けまで徹底し、それでもその人はいなく、預けてあった手荷物の取り降ろしが完了してようやくその人の情報をキャンセルすることができるのです。

www.aviationwire.jp

 

 

 

 

f:id:yasublrog:20190918105256j:plain

遅延なく飛行機を出発させるには

 

 台風や雪、火山噴火などの自然災害による悪天候や機材トラブルによる整備作業を除いて、1人1人が定められた時間内に手続きを終えて、出発の30分前には搭乗口で待ち搭乗開始とともに機内に搭乗するのが一番遅延をなくすことができる方法になります。そして声を大にして言いたいのは

 

飛行機の出発時間は飛行機が動き出す時間

 

と言うこと。

飛行機の扉を閉めて、搭乗橋(パッセンジャー・ボーディング・ブリッジ)が離れてようやく飛行機は動きだします。そのため少なくとも出発の5分前には搭乗者全員が機内にいる必要があります。少しでも定時出発と他の搭乗者へ迷惑をかけないよう飛行機のご利用時には時間に余裕をもってご利用しましょう。

このブログがためになったら下のサラリーマンブログをクリックしてください⇩

Twitterのフォローはこちらから

 

にほんブログ村 サラリーマン日記ブログへ
にほんブログ村